CHAPTER 02
導入と起動
使用する版を確認し、ブラウザと保存先を準備します。OS別の未確認事項もここで説明します。
始める前に用意するもの
- 利用条件を確認したコンテンツと、そのページを表示するためのアカウント。
- JPEGとPNGの2種類を保存できる、書き込み可能なフォルダ。
- 少量テストに使う数ページ。まず3画面で送り方向と画質を確認します。
| 実行方法 | 必要なもの | 現在の確認範囲 |
|---|---|---|
| ソース版 | Python 3.9以降、Tk/Tcl、依存ライブラリ、Playwright Chromium | 本書の写真はmacOSのソース版2.0.0 |
| macOS配布版 | 対応する.appまたはDMG | 既存配布物は最新ソース修正未反映。Developer ID署名・notarization未実施 |
| Windows / Linux | 各OS用の環境・対応ブラウザ | 本書作成時のGUI・配布物の実機確認は未実施 |
確認
動作環境の名称だけで全環境での動作を保証するものではありません。配布元と対応OSが確認できるものを使用してください。
macOS / Linuxのソース版を起動する
- ターミナルで、展開済みのBookCapture_Archiveフォルダを開きます。以下のコマンドはそのフォルダ内で実行します。
- 初回はセットアップを実行します。Pythonが見つからない、Tkが利用できない場合は環境を整えてから再実行します。
- セットアップ完了後、run.shを実行します。ホームにプリセット一覧が表示されれば起動できています。
chmod +x setup.sh run.sh
./setup.sh
./run.shsetup.shはvenvを作成し、requirements.txtのライブラリとPlaywright Chromiumをインストールします。2回目以降は通常、./run.shだけで起動できます。run.shは既存のvenvを使用するため、未作成なら先にsetup.shが必要です。
Windowsの場合
WindowsのPowerShell手順はこのシェルスクリプトとは異なります。本書では未検証のセットアップコマンドを確定手順として掲載していません。
配布版を使う場合
macOSのDMGにはPO-BookArchive.appとApplicationsへのリンクがあります。対応する配布物を使用する場合は、アプリをApplicationsへコピーしてから起動します。既存の配布物はローカル検証用の署名であり、通常配布に必要な署名・公証は未完了です。OSが実行を拒否した場合は配布元へ確認してください。
配布版にはビルドしたOS用のChromiumを同梱する構成です。初回起動時は専用フォルダへ展開されるため、起動に時間がかかる場合があります。画面の文言やトリミングの保持動作が本書と違う場合は、ソース版と配布版の差を確認してください。
最初の起動後に確認すること
- ホームのプリセット一覧を確認します。初期設定にはKindle・BookWalker・BookLiveがあります。
- 作業するサービスの「使用」を選びます。URLを確認し、正しいサービスか確かめます。
- 最初は「総ページ数」を3にします。ページ表示を整えてから対象タブを選択してください。
- 初回の保存先は出力画面で「変更」から選びます。保存先未指定時の初期値はデスクトップです。