10 / 明るさ・余白・見開き分割
画像を補正
Page Stockの画像補正では、元画像と比較しながら地色・明るさ・余白・傾きを調整し、見開き画像を二ページに分けられます。
補正を始める
- 補正するページをStockへ追加し、対象を選びます。
- 画像補正を開きます。
- プレビューの元画像と補正後を切り替え、基準の状態を確認します。
- まず一枚で設定を試します。複数ページへ適用する前に、文字・写真・網点の残り方を確認します。
補正は設定を素材に保持し、出力時に反映します。元の書籍から収集したページや、外部から追加した画像ファイルを直接書き換えません。
自動補正と詳細調整
- 自動補正を押して補正後を確認します。
- 白黒の本にしたい場合はグレースケールをONにします。256階調で、白と黒の二色だけにする設定ではありません。
- 詳細調整を開き、必要な項目だけ変更します。
- プレビューの更新を待ち、小さい文字や薄い線が失われていないか見ます。
| 項目 | 調整するもの | 確認する点 |
|---|---|---|
| Black / White | 黒側・白側の基準 | 黒つぶれ、白飛び、薄い文字の消失 |
| Gamma | 中間の明るさ | 紙の色と文字の読みやすさの両立 |
| 裏移り・地色 | なし/自動/手動で背景の影響を調整 | 反対側の印刷を弱めすぎて本文まで消していないか |
| 補正量・背景半径 | 背景補正の強さと見る範囲 | 細線・網点・カラーのむら |
「リセット」は補正設定を既定へ戻すために使います。分割済みページの左右領域は維持されます。元の一枚へ戻したい場合は、一覧のUndoなど、分割操作そのものの取消を確認します。
余白と傾きを調整する
- ページの形を開きます。
- 「傾き(時計回り)」を調整します。現在の範囲は−10°〜+10°です。90°回転の操作とは異なります。
- 「残す領域(%)」の左端・上端・右端・下端で切り抜き範囲を指定します。
- 元画像の枠と補正後を見比べ、ページ端の文字・ページ番号を切っていないか確認します。
たとえば左端5%、右端95%は、横幅の中央90%を残す指定です。「候補を検出」から余白や傾きの提案も得られますが、自動的な確定ではありません。候補を採用した後に必ずプレビューを見ます。
見開き一枚を二ページに分ける
- まだ分割していない見開き画像を選んで画像補正を開きます。
- 見開きを2ページに分割をONにします。
- 分割位置を調整します。中央なら50%。必要に応じて10〜90%の範囲で変えます。
- 出力順を右 → 左または左 → 右から選びます。
- プレビューの「左ページ」「右ページ」で、両方に本文が残ることを確かめます。
- 適用後、Stockのページ数・順序を確認します。
分割済みの派生ページを再び新規分割することはできません。誤って分割した場合は、その時点のUndoを使ってやり直します。白紙の自動候補は案内であり、ページを自動除外しません。不要なら一覧で選んで除外してください。
適用する範囲と取消
- 画面の適用先が選択ページか全Stockか、対象件数を確認します。
- 補正後が正しければ適用を押します。やめる場合はキャンセルします。
- Stockで補正の目印とサムネイルを確認します。
- 本として保存したら、Readerで小さい文字・ページ端・左右順序を確認します。
プレビュー表示中のキャンセルは未適用の調整を確定しません。適用後の変更はStockのUndoで戻します。出力済みの書庫の巻き戻しとは異なります。書庫としての保存は次の章を参照してください。